圧送ポンプによるエアコン排水ドレン処理

2023年3月28日

大規模商業施設やオフィスビルにおいては、空調の排水ドレン処理は定期的に検討が必要な項目です。基本的にこれらの施設では集合的に空調機器を配置しますが、排水圧送ポンプを用いることでレイアウトの自由度が圧倒的に高まります。
空調効率を最優先したレイアウトを、低コストで実現することができ、空調コストダウンを実現できます。

商業施設・オフィスビルにおける空調排水ドレンの課題

大規模商業施設やオフィスビルにおいては、空調の排水ドレン処理は定期的に検討が必要な項目です。基本的にこれらの施設では集合的に空調機器を配置します。

外気を取り入れ、温度調整を行い、フロアに給気することになりますが、これらの空気をコントロールするエアハンドリング設備は窓際に設置することで効率が高まります。

このエアハンドリングユニットの設置位置は、テナント入居が決まってから効率の良い位置を選定することが多く、理想的な位置に排水設備が無い、ということがよく起こります。

この場合階下への排水工事を行うことになりますが、空調設備フロアの床のコア抜き工事、階下への排水工事ができない(階下にテナントが入居している)ケースもよくあります。

そうなると、理想的な位置へのエアハンドリング設備設置をあきらめ、既設の排水設備はあるものの効率の悪い場所に設置せざるを得なくなります。空調効率の低下はテナント入居者の満足度低下、電気代の増加に繋がり、施設自体の価値を落としてしまいます。

排水圧送ポンプで排水の課題を解決

このような場合SFA Japan のサニスピードプラスをよくご選択頂きます。

サニスピードプラスを用いるとエアハンドリングユニット等からの排水ドレンを床工事なしで季節の排水設備まで阿蘇することが可能となります。例えば同一階の中であれば、サニスピードプラス1台で50m以上先まで排水を圧送できます(揚程4m前後を想定)。

大掛かりな工事を行うことなく、既設設備まで圧送できるため空調効率を考えた最適なレイアウトが容易に実現可能となります。
入居テナントの大幅レイアウト変更が生じた際も、配管レイアウトは自由度を大きく持って行うことができ、エアハンドリング設備の再設置を自在に行うことができます。

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